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ブックレビュー「凡人くんの人生革命」嫌なことから全部抜け出せる方法はあるのか?

有名ブロガーヒトデさんの「嫌なことから全部抜け出せる 凡人くんの人生革命」を読みました。

それで嫌なことから全部抜け出せたの?

 

現状から抜け出すための第一歩を、自分はすでに踏み出せていることが確認できたよ。あとはこれからどの方向に進むのか、考え直すきっかけになったかな。

地味で地道が大事

この本を読み始めてまず感じたことは「マジメか!」でした。

最初の第1章でいきなり、何ページも費やして早起きを推奨しているんです。

早起きができる方法、早起きをする意義、などなど。

タイトルに魅力を感じて、特別な何かを期待していた人はひいてしまうんじゃないか、そんな余計な心配をしてしまうくらい地味なスタートです。

とはいえ、そんなふうにツッコんでいる私も、40代になってやっと早寝の重要性に気づいてカフェイン断ちとか睡眠ログとかやってる一人だったりします。

つまり、

地味だけど大事なことを地道に積み上げた結果、若くして自分の理想の生き方を手に入れたヒトデさん。

地味で地道こそ大切だとやっと気づいたものの、40代でまだうだつの上がらない私。

この対象的な結果が全てを物語っているわけです。これが現実。

残念ですが、あきらめずこれからも地道に頑張っていきたいと思います(;;)

これを読めばガッポガッポ、ではない

ブログを始めようとして、ちょっと検索してみると「ここに書いてある通りにすればすぐに稼げます」みたいな情報がたくさん出てきてびっくりします。

もちろん実際はそんなに簡単なはずはないんですが、仕事辞めたくて思考停止しちゃっている人なんかはあっさり食いついちゃうのかもしれません。

そういうあやしい勧誘に乗らないようにと、本当にブログで稼いだヒトデさん自身が、この本の中で警鐘を鳴らしてくれています。

というか、この本は「そんなに甘くはないよ!」ということを徹頭徹尾、力説しています。

それはこの本の「はじめに」の章にもしっかり書かれています↓

この本で僕が伝えたいのは「ブログをやれば人生が変わる!だからブログをやろう!そうすれば全員自由な生活でお金もガッポガッポ!」ということではありません。

まぁヒトデさん自身が「ブログで人生変わってお金もガッポガッポ」なのを見てると、自分もそうなれるならマネしたいと思う人がたくさんいるのも分からなくもないんですが。

若い人が若い人に伝える意義

そんなわけで私は、一見地味な、早起きをはじめとする「生活革命」という主張に共感しきりなわけです。

ただ、40代の自分がもし20代の若者に同じことを伝えようとしても、説教くさくて耳を傾けてもらえないだろうなとふと感じたのです。

当たり前だけど大事なこと、それを若い著者が若い人に訴えている

という点もこの本のひとつの良さだと思います。

それと同時に、このどちらかと言えば若者向けのメッセージの本をこの歳になって読んでみて、20代の自分だったらどうしただろうという想像もしながら読んでみました。

おそらく素直に全部は実行していないと思います。

言い訳はおそらく「仕事で忙しくてそんなこと考えるヒマがない」辺りでしょう。

でも実際は飲みに行ったり買い物したり、好きなことする時間も取ってるんでしょう。

まぁ、100歩譲って自分の現状と将来について「考え」はしているかもしれません。

でもそのために何か「行動」を起こしているかというと答えは否でしょう。

若い人で現状に不満がある人はたくさんいる。それは容易に想像できる。

そんな人たちに

「現状に不満があるなら『時間を捻出』して、その時間で現状を変える『行動』をしよう」

と具体的な方法を提示してくれているのがこの本なのです。

2章以降ではその『行動』の具体的な方法が提案されています。

1日3時間って大変

ヒトデさんが起こした行動の具体例として、ブログに1日3時間、週末には7~8時間取り組んだと書いてあります。

1日3時間。

言うのは簡単ですが実際やろうとするとかなり大変なことです。

私もチャレンジしていますが、絶賛停滞中です。

始めたばかりの頃は気合いでなんとかなるかもしれませんが、1年以上継続となると本当に無理。

そんなことができる時点で「ヒトデさん、鋼のメンタル疑惑」が出てくるわけですが、凡人くんだという設定なのでそういうことにしておきましょう。

ではなぜそんなに積み重ねることができたのか?

それってやっぱりヒトデさんが書くことが「好き」だったからではないでしょうか。

この本の【自分に合った副業の見つけ方】という章には、自分のやりたいことの見つけ方についても確かに説明されていますが、ほんの6ページほどでした。

なので一読したときには、たしかに自分の好きなことがいいよね~という程度で流してしまいました。

でも繰り返し読んでみて初めて「1日3時間」と「自分の好きなこと」の両方が私の頭の中でつながり、そういうことか!と腹落ちしました。

この気付きが、自分は何のためにブログをやっているのか、改めて考え直すきっかけになりました。

好きなことを選ぶ大切さ

「仕事をやめたい」「そのために副業する」そう思ってブログを始めたとしても、もしブログが自分の好きなことじゃなければ、結局やりたくないことに時間を拘束されてしまう。

それってやりたくない仕事をやっている時と変わらない。

もしそれでフリーになんてなってしまったら、やりたくない仕事をしている上に会社員の安定をも失ってしまっているということになるんじゃないか。

ブログ副業で脱サラ、という聞こえのいい言葉に含まれている本当の問題は、ブログが自分のやりたいことでなければ嫌々会社員をやっているのと同じだということ。

では自分は?

1日3時間は全然できない。それってブログが好きじゃないから?

でも書くことや説明することは嫌いじゃない。

ブログの内容をもっと自分が好きなことばかりにすれば3時間くらい余裕になるのか?

抜け出したいというほど嫌なことがないので、ただ単に覚悟が足りないだけ?

まだ答えは見つからないので、どうやって継続していくかもう少し突き詰めていくつもりです。

1日3時間できないから根性で乗り切る、という体育会系ノリは嫌いなので、こういう分析ができただけでこの本を買った価値があったと個人的には思っています。

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↑ふせん貼りすぎて、もはや「もう一回全部読んだら?」状態。

壮大な夢も小さな行動から

ヒトデさんは本を出すことが夢だったそうです。

その夢をかなえるため、ではなかったかもしれませんが、時間を作ってブログで文章を書き続けた結果、人に感謝されてお金が入ってきた。そして念願の本も出版できた。

これってすごく理想的じゃないでしょうか。

しかもTwitterなどで、夢がかなった!うれしい!とストレートに喜びを発信しているのを見ると、私なんかはこの本を買ってよかったなと単純に思ってしまいました。

これがただ金儲けのためだけに出されたものだったら、買った後にだまされた感とまではいいませんが、あんまりスッキリしない気持ちになっていたかもしれません。

自分の好きなことをやるというのは、好き勝手やるとか自分の都合のいいことだけやるのとは違うと思います。

真剣に取り組みたいという姿勢があるからこそ、たくさんの人に応援してもらえているヒトデさんをみて、自分の「好きなこと」を考えるときの参考にしたいです。

本の内容はYouTubeでも見られる、けど

ヒトデさんはYoutubeでたくさんの無料動画を発信しています。

この本の内容もYoutubeですでに発信されているものがたくさんありました。

それなら「なんだよ、新しいこと全然書いてないから買って損した」という気持ちになるかというと、そうではないんです。

なぜならすでにたくさんのことを無料で教えてもらっているから。

今までこれだけいろんなことを教えてもらったんだから、何かお礼がしたいというのも、この本を購入した理由でした。

なのでまだ本を読んだことがない人は、まずYoutubeを見てみることをおすすめします。

YouTubeと本では温度感が違うのでそれぞれの良さがありますが、動画だと声の印象や勢いが感じられるのがいいところです。

www.youtube.com

この本から学んだことのまとめ

  • 現状が嫌ならそれを変えるための地道な努力が必要
  • 地道に続けるためには自分の好きなこと、真剣に取り組みたいことに取り組む
  • そのために必要な時間は、今やっている何かをやめることで捻出する